Bluetoothヘッドホン『VANKYO C750』を5か月ほど使ってみて、快適なのでご紹介します。
C750は、お手頃価格でもちゃんとしている、コスパの良いワイヤレスヘッドホンです。
パッケージ内容

デザイン・設計

C750は、オーバーイヤー型(耳を覆うタイプ)です。
良かった点
着け心地
携帯性
収納

前後90度に回転するスイーベルで、本体を平たくできます。
手持ちの折りたたむタイプに比べても、非常に持ち運びやすいです。
重さ
見た目・質感へのこだわりを感じる
このヘッドホン、とてもよく褒められます。周囲の反応から、お値段よりかなり上に見られているかと。
ケーブル類の色や質感が本体に合わせてあり、しっとりしなやかです。
キャリーケースは本体カラーに関わらず黒ですが、やはりしっとり・すべすべの手触りに仕上がっています。
チープさが出ても仕方ない価格帯ですが、そう見えないようにという気配りを感じます。
音質
パッケージによると「hi-fi」です。
これは、原音をとても忠実に再現するということだそうです。
無知なので好みになりますが、とてもバランスがよくクリアで、嫌味も癖もない、日常的に使って疲れない音です。
高温も低音も細かい音までしっかり綺麗に聞こえます。
低音が響くのが大嫌いな自分には、聞こえすぎると感じるときもありますが、耳障りではありません。
機能・仕様
良かった点
アクティブノイズキャンセリング
C750には ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能がついています。
これはCVCノイズキャンセリング (通話時に相手に届く自分の声を明瞭にする機能)とは別物で、自分の周囲の雑音を打ち消す機能です。この効果が高ければ、雑音の中でも静かにクリアなサウンドが楽しめます。
C750の場合は、「そこそこで十分効いている」と思います。
目安としては、耳を強く塞ぐか、効果の高い耳栓をしている程度の効果です。都心の電車内で無音空間にワープできるほどではありません。
とは言え密閉型+ANCなので、装着しているだけでかなりの音を遠ざけます。室内で空調やモーター音、外から聞こえる騒音をシャットアウトしたい人にはお勧めです。
2台同時接続
C750は、2台のデバイスに同時に接続することができます。
例えば、スマホとタブレットの両方に接続しておいて、タブレットで動画を見ている最中にスマホの着信に応対する、ということができます。
この使い勝手も概ね良好です。まず、
デバイスAで動画を再生中に、デバイスBに着信があった場合は、電話に出ると自動的にAが一時停止します。通話が終了すると自動的にAが再生されます。
これは問題ないと思います。次に、
デバイスAで動画を再生中に、デバイスBの音楽を再生した場合は、Aのままです。
Bのサウンドに切り替えるには、Aの再生を止めます( ヘッドホンで一時停止してもOK )。
すると5~6秒後にBが聞こえるようになります。

なお、先にAの再生を止めてからBを再生した場合は、すぐにBが聞こえます。
よって、Aを止めてBを再生、Bを止めてAを再生・・・としたほうが切替えはスムーズかもしれません。
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充電
充電にかかる時間や使用できる時間についてです。
良かった点
半日以上もつ

仕様書によると、ノイズキャンセリング+ワイヤレス接続で使用した場合の動作時間は15時間です。
実際、同じ状態で動画や音楽を再生し続けて15時間以上もちます。
高速充電機能付き
C750を満タンに充電するには、仕様書では3時間(実際には3時間半ほど)かかりますが、10分の充電で2時間の音楽再生が可能な高速充電機能が付いています。
残念な点
充電催促の声が大きい
C750は、バッテリー残量が少なくなると女性の声で「Low battery」という警告が入ります。
この声が結構大きく、ヘッドホンの音量に見合わない声量です。静かめの音楽で集中しているときなどはびっくりしてしまいます。
個人的には、ボリュームは控えめで、声より音でお願いしたいです。
ちなみに1度目の警告から充電切れまでは30分ほどでした。その間、3~5分おきに計7回警告が入りました。
micro USB Type-B
ケーブルが付属しているので使用には支障ないですが、この時期のモデルなら当然USB Type-Cだと思う方もいるかと思いますので、ご確認ください。
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