保湿、美白、エイジングなど、今のスキンケア化粧品に物足りなさを感じるときは、自分で美容成分を足しちゃいましょう。
化粧品の原料を販売しているお店なら、余分なものが入っていない、欲しい成分だけを贅沢に配合することができます。
自分で足す!

簡単です
例えば、「ヒアルロン酸配合でしっとり!」という化粧水の保湿力がイマイチ足りないなら、原料屋さんでヒアルロン酸だけ買ってきて混ぜちゃえばいいんです。
もちろん、元々入っていない成分を加えてグレードアップさせることもできます。しかも手軽に試せるお手頃価格で。
例えば、アスタキサンチンを加えてエイジングケア効果を狙ったり、グリシルグリシンで毛穴レスを目指すことも簡単に実現可能です。
私はプチプラ化粧水に混ぜたり、その日の気分で手のひらで1滴サッと加えたりしています。
高機能な有効成分も
有効成分として認められたプラセンタやビタミンC誘導体など、高機能な成分も手軽に試せます。
希少な美容成分を含んだ化粧品は高価格になりがちですが、原料で買えば余分な費用を抑えてたっぷり配合することができます。
おすすめ
私の定番

僭越ながら、私の定番アイテムをば…
私のお気に入りは、「フラーレン」+「アスタキサンチン」+「APPS(アプレシエ)」です。
フラーレンとAPPSの相乗効果で透明感とハリ感アップ、アスタキサンチンで紫外線ダメージケア(美白)、総合的にアンチエイジング効果を狙ってます。
また、毛穴が気になる時にはグリシルグリシンを追加しています。
フラーレン
フラーレンを選ぶときのポイント
Point1:配合濃度とロゴマーク
フラーレンを選ぶ際は、配合濃度とロゴマークに注目しましょう。
まず、最大濃度は10%で、これを超える濃度で販売することは認められていません。
高濃度15%!とか、最大濃度5%配合!とか言っていたら嘘なので避けましょう。
また、フラーレンを規定値(1%)以上配合した製品にはロゴマークが付与されます。
マークのない製品はフラーレンが規定値未満の可能性があります。
マークを付与されても表示する義務はないため、必ずしも規定値未満とは限りません。

Point2:水に混ぜるか 油に混ぜるか
フラーレンには水溶性のものと油溶性のものがあります。
化粧水に向いているのは水溶性フラーレンです。
クリームやオイルに使うなら油溶性フラーレンを選ぶのが良いです。
APPS(アプレシエ)
ビタミンC誘導体のひとつ(高浸透次世代型ビタミンC誘導体)で、浸透率は他のビタミンC誘導体の100倍。イオン導入不要で、透明感・キメ・ハリ感の向上が狙えます。
なお、敏感肌の方は刺激を感じることもあるビタミンCですが、APPSは植物由来で低刺激、お肌にやさしい成分なんだそうです。
アスタキサンチン
紫外線を浴びたまま放っておくと黒点や肌弾力の低下につながります。強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、紫外線を「浴びてしまった」肌のアフターケアに適していると言われています。
グリシルグリシン
毛穴ケアの定番。開いた毛穴やポツポツ毛穴を原因からケアします。
ベース
せっかくなので、過剰な添加物が入っていないシンプルなものに替えてみるのもおすすめです。
ベースの化粧水を水から手作りすることも可能ですが、それには徹底的な除菌と保管、器具に材料とあれこれ必要です。
ベース作りはプロに任せて、あくまで「ちょい足し」でいきたいと思います。
ベースとなる化粧水を、目指したいお肌別におすすめします。
毛穴レス
毛穴の目立たないツルツルタマゴ肌を目指すには、グリシルグリシンを配合するのが定番です。
開いた毛穴やポツポツ毛穴を原因からケアします。
基本の分量

作業前は手を洗って、できればアルコール除菌しましょう。
よく混ぜ溶かして完成です。
これ一本で高保湿+アンチエイジング+美白が狙えちゃうレシピとなっております。
とっても敏感なお肌の方は、APPS抜きでお試しください。どれか1つ足すだけでも十分に高機能な化粧水になります!
あとはホホバオイルだけ
オイルで弾かれてしまいそうなイメージですが、やってみると確かに良い感じです。
肌がとても弱い方は、直接肌に塗らず手のひらに2~3滴出して化粧水を混ぜて塗布すると良いですよ。
掲載アイテムについては個人の感想であり効果を保証するものではありません。
使用したことにより発生したトラブル等について一切責任を負わないこととします。