シリコーンハイドロゲルで目の痒み、腫れ→ケア用品との相性が原因でした。

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2週間交換タイプのシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズを使い始めた頃、何となくまぶたが痒くなる気がしていました。

それでも酸素透過率の高いレンズのほうが目に良いはず!と使い続けていたら、”ものもらい”のように目が腫れてしまいました。

もしかしてアレルギーなのかとショックを受けながら色々調べてみたところ、どうやらソフトコンタクトレンズとレンズケア用品の適合性(相性)(外部サイト)に当てはまるようでした。

結果として、レンズの洗浄・保存液の種類を変えたら症状が軽減しました。

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どうやらシリコーンハイドロゲルとMPS※は相性が悪い

※MPS…「マルチパーパスソリューション」の略。1本でコンタクトレンズの洗浄・すすぎ・保存ができる、一般的なケア用品のことです。

角膜ステイニング(外部サイト)』についての説明によると、

シリコーンハイドロゲルレンズとケア用品の相性よってはステイニングが現れる=角膜に障害が起こることがわかっています。

そして、各種ケア用品との相性を検討するための試験(外部サイト)によって、適合性を数値化(外部サイト)していらっしゃいます。

この結果を見る限り、シリコーンハイドロゲルレンズとMPSの組み合わせはステイニングが起こりやすい = 角膜に障害が起こりやすい = 要するに相性が悪いようです。

塩酸ポリヘキサニド系は特に

またMPSの消毒成分は、主に「塩酸ポリヘキサニド系」と「塩化ポリドロニウム」の2つに分かれるようですが、試験結果の数値では塩酸ポリヘキサニド系が特に相性が悪そうです。

実際、私がトラブル発生時に使っていた組み合わせは、レンズが2ウィークプレミオ、消毒成分が塩酸ポリヘキサニド系のMPSでした。

過酸化水素が合うみたい

試験結果で相性が良さそうな、消毒成分が過酸化水素タイプのケア用品に替えてみたら症状が軽減しました

過酸化水素タイプの特徴

一般的に、こすり洗いとすすぎは行わず、6時間ほどレンズを浸けておくと過酸化水素によって消毒され、中和成分によって分解されて無害になります。中和時は小さな気泡が発生します。

実は私、このタイプを長年愛用していたのに、レンズをシリコーンハイドロゲルに変えると同時に塩酸ポリヘキサニド系MPSに切り替えていたのです。良かれと思ってこすり洗いに切り替えたのに、めちゃくちゃ裏目でショック・・・

(あくまで私の)結論

シリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズケアには、過酸化水素タイプを使う!

おすすめ製品

私がシリコーンハイドロゲルレンズに使った製品のご紹介。

(1)AOセプト クリアケア

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エーオーセプト クリアケア

過酸化水素タイプの定番です。ケア用品のランキングで上位を占めていることも珍しくありません。

使用方法のシンプルさはピカイチで、レンズをケースにセットして消毒液に浸けて終わりです。

中和剤を投入する必要がなく、入れ忘れの心配がありません。中和剤不要の理由は、専用レンズケース自体に中和剤の役目を果たすディスクがセットされているからです。

これに慣れてしまうと他のケア用品が面倒になってしまうかも。私も現在愛用中です。

1本で31~33日分でした

(2)コンセプトワンステップ

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コンセプトワンステップ

同じく浸けておくだけの過酸化水素タイプで「コンセプトワンステップ」も使ってみました。

こちらは消毒液に中和剤を毎回1錠投入して使います。

中和剤の入れ忘れ防止のため、中和が始まると液がピンク色に変わります。装着前に消毒液が無色透明だったら中和されてないことがわかるので安心。

1本につき中和剤が30錠入っています。消毒液が少し余ることがありますが、補充用の中和錠が売っているので無駄なく使えます。

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コンセプト ワンステップ
中和錠 補充用

使い方を守れば快適

過酸化水素は殺菌剤や漂白剤に使われ、扱い方を誤れば有害な物質です。

とはいえ、私はこれまでに過酸化水素タイプを100本以上使い切りましたが、一度もトラブルはありません。使い方を守れば安全で、何より毎日のケアがとってもラクですよ♪

あとがき

ステイニングや、それによる症状は、まったく現れない人もいれば強く現れる人もいるはずなので、MPS(マルチパーパスソリューション)がダメという主張では決してありません。

シリコーンハイドロゲルのコンタクトレンズは、酸素透過性の面で色々と利点が多く、快適に着用している人のほうが多いと思います。

私が受診した眼科医は「ちゃんと洗え、ワンデーにしろ」くらいのあしらいだったので今回自己判断しましたが、参考サイトのような熱心な眼科医さんに出会えるかもしれないので、まずは眼科を受診してくださいね。

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